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閉鎖筋(股関節)のトレーニング方法

うっしー
閉鎖筋は、股関節の稼働をサポートしている小さなインナーマッスルだ。[/st-kaiwa]

閉鎖筋

閉鎖筋の役目・役割

閉鎖筋とは股関節の安定に欠かせない筋肉として知られており、内閉鎖筋と外閉鎖筋の二つの筋肉が存在します。

内閉鎖筋は大殿筋の深層部に位置する筋肉で、他の深層外旋六筋と一緒に股関節の外旋動作に大きく関与しています。また、内閉鎖筋の特徴として深層外旋六筋の中でも、強い力を持った筋肉とされています。

続いて、外閉鎖筋は大殿筋の深層部に位置し、大腿方形筋と下双子筋の2つの筋肉に覆われている特徴があります。また、内閉鎖筋が力の強い筋肉とされているのとは対照的に、外閉鎖筋は深層外旋六筋の中でも外旋への関与が少ないとされている筋肉となります。

この内・外閉鎖筋は主に股関節の外旋に関与していて、外閉鎖筋のみ股関節の内転にもわずかに関与しています。

閉鎖筋の主な働き

内・外閉鎖筋の日常的な働きとしては「歩行時の方向転換」や「股関節安定」が挙げられます。内・外閉鎖筋を含む深層外旋六筋は、体の向きを変える際の軸足の動きに大きく関与しているので、股関節の外旋にはなくてはならない筋肉です。

また、股関節の安定の働きもあるので、歩行時や直立時に体がブレてしまう場合にはこの内・外閉鎖筋が弱っている可能性があります。

内・外閉鎖筋を最も使用するスポーツとして、代表的なものに「サッカー」が挙げられます。走りながら進行方向を変える動作は、内・外閉鎖筋が最も働きかける動作となります。

内・外閉鎖筋を使用するその他のスポーツとしては「バスケットボール」、「アメリカンフットボール」などが挙げられます。内・外閉鎖筋を鍛えることで股関節の安定性を保つことができ、方向転換がより機敏になります。

また、股関節周辺の怪我の予防にもなるので日頃から積極的にトレーニングを行うようにしましょう。

内・外閉鎖筋が弱ってしまうと、股関節の安定が保たれなくなってしまい「変形性股関節症」などが発症してしまう可能性が出てきます。

内・外閉鎖筋が大きく関与している股関節の外旋は、日常的にも良く使用する動作なのでトレーニングやストレッチで筋肉を動かし、鍛えてあげることが大切です。内・外閉鎖筋を含む深層外旋六筋を鍛えておけば、こういった症状の予防・改善が可能です。

閉鎖筋のトレーニング法

  • バックキック
  • ヒップエクステンション
  • ランジ
  • マシンアブダクション
  • ヒップエクスターナルローテーション
  • リバース・ダイアゴナル・レッグレイズ
  • この記事を書いた人

ささぉ

ダイエット成功歴①半年で17kg②3ヶ月で10kg③1か月半で7kg(④1ヶ月で4kg、ほか多数。2023年でロカボ歴15年目。40代。太りやすい体質。痩せとリバウンドを繰り返し、体脂肪率は12%±1で落ち着きました。

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