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鎖骨下筋の筋トレ鍛え方※腕を動かすスポーツで地味に活躍

うっしー
鎖骨下筋は、その名のとおり鎖骨の下を沿うように左右に伸びている筋肉だ。腕をダイナミックに動かせるのも、鎖骨下筋のおかげ。縁の下の力持ち的存在だぞ。

鎖骨下筋の役目・役割

鎖骨下筋とは、胸と肩をつなぐ役割をしている鎖骨のあたりにある筋肉で、大きさはそれほど大きくはありません。

周囲にある大胸筋や小胸筋などと比べると、かなり地味な印象のある筋肉なのですが、動物と人間とで大きく異なる動きをするために、なくてはならないインナーマッスルです。

鎖骨が外側に引っ張られてしまうのを予防したり、胸骨を保護する役割を持っています。

この筋肉は鎖骨から肩に向かって走っていますが、その上から大胸筋が覆いかぶさっているので、鎖骨下筋を鍛えても目視や触診でトレーニング具合をチェックすることはできないという特徴があります。

鎖骨下筋の主な働き

鎖骨下筋は、腕を大きく動かす時に使われます。
野球やハンドボールのように、腕をよく使うスポーツなら、鍛えることによって腕の可動域を広くできます。

日常生活においても腕の可動域を広くすることで、高い所にあるものが取りやすくなったり、腕を伸ばした時の上半身が安定しやすくなります。

スポーツ選手のようなプロのアスリートがトレーニングをしても、このインナーマッスルは見た目における違いを確認することは難しいという特徴がありますが、鍛えることで機能をアップすることはできます。

鎖骨下筋は他の筋肉とは異なり、鍛えすぎて筋肉疲労が起こることはありません。
しかし、猫背の状態でデスクワークやパソコンワークをしていると、筋肉が衰えて硬くなり、肩こりや上腕の痛みが起こりやすくなります。

姿勢をよくすることによって鍛えることができ、姿勢が悪くなると弱りやすい筋肉と言えるでしょう。

鎖骨下筋のトレーニング法

鎖骨下筋は、特定のスポーツをすることで鍛えられるというわけではなく、日常的なストレッチをすることによって鍛えることができます。

鎖骨のすぐ下を鎖骨と並行して走っている筋肉なので、どんなふうにストレッチをすれば良いのか分かりにくいのですが、腕をグルグルと回しながら背筋をピンと張ったり、肩から肩甲骨にかけての血行を良くするためのストレッチなどを行うことによって、鎖骨下筋も鍛えることができます。

マッサージをするのも効果的です。肩甲骨のすぐ下のあたりにテニスボールなどを置き、左右上下にコロコロと動かしてみたり、手の指で肩甲骨のすぐ下をマッサージしてあげると、鎖骨下筋が刺激を受けて鍛えられます。

血行が良くない部分は鎖骨下筋が硬直して硬くなりやすく、触ると痛みを感じることがあるので、その部分は重点的にマッサージすることで、鎖骨下筋を鍛えることができます。

  • この記事を書いた人

ささぉ

ダイエット成功歴①半年で17kg②3ヶ月で10kg③1か月半で7kg(④1ヶ月で4kg、ほか多数。2023年でロカボ歴15年目。40代。太りやすい体質。痩せとリバウンドを繰り返し、体脂肪率は12%±1で落ち着きました。

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